婚活と恋活の違いは?結婚したいのか恋人が欲しいのかによる
「婚活とか恋活という言葉はよく聞くけど、違いって何なの?」
こんな疑問をお持ちの方は多いと思います。
そこで今回は婚活と恋活の違いについて解説したいと思います。
婚活と恋活の違いとは
「恋活」、「婚活」という言葉がありますが、この2つは同じ意味ではなく、違いがあります。異性と出会いたい理由には、恋人が欲しい、結婚したいと、色々な理由があり、それによってどちらの言葉で呼ぶのが正解か変わってきます。
恋活は恋人を作るための活動を指します。出会えるイベントに参加したり、紹介を受けたり、インターネットを使ったりして恋人候補を探していくことです。
それに対して婚活は結婚相手を作る活動を指します。相手を探す手段は恋活とそれほど違いはありませんが、出会った相手と一生をともに過ごすことを目的にしているという違いがあります。
恋活は比較的気軽な出会いを求める活動
恋活はあくまで恋人を探す活動なので、出会った相手と長く付き合うことは基本的に想定していません。恋愛のドキドキや楽しさ、恋人がいるという充実感など、どちらかというと刹那的な経験を得たい人が利用します。
そのため、年齢層はかなり若くなります。20代が中心であり、まだ結婚願望を持っていないことが多いです。
相手に求める条件も婚活とは異なり、「容姿がいい」、「スタイルがいい」、「若い」、「話していて楽しい」、「趣味が合う」といったことが重視されがちです。
恋活は婚活と比べると気軽さがあります。なぜなら恋人は恋人で特別な存在ですが、一緒に暮らしたり、一生をともにしたりするといったつながりの強さはないからです。なので、いつでも関係が悪くなればすぐに別れることができますし、新たに恋活することで次の恋人を見つけられるというフットワークの軽さがあります。
もちろん恋活で出会った相手とゴールインするケースもあります。最初は結婚のことを考えていなかったとしても、相手との相性がとても良いことがわかり、長く交際していくことでお互いの年齢が適齢期になっていけば、自然に「結婚したい」と思うようになるはずです。
そのため、「恋活だから結婚できるわけではない」とはじめから消極的に考えるのはよくないでしょう。特に恋愛結婚をしたい人にとっては、恋愛から始められる恋活はぴったりです。
婚活は真剣度の高い活動
婚活は相手と長く一緒に過ごすことを前提とした活動なので、恋活と比べると真剣度が高い特徴があります。昔から日本では「お見合い」という出会いの場があり、そこで出会った相手と結婚するのが普通でした。
しかし、近年は恋愛結婚が当たり前になってきているので、お見合いの文化は薄れてきています。そのかわり婚活サービスというものが台頭し、効率的に結婚したい、自分ではなかなか相手を見つけられないといった人が利用するようになっています。
婚活はすぐにでも結婚したい人が利用することが多いので、年齢層は恋活と比べると高く、30代以降がメインになります。特に女性は30代のうちに結婚するために20代後半あたりから婚活をスタートさせることが多いです。
婚活で相手に求める条件は「収入面」、「家事スキル」、「年齢」、「価値観」などです。特に女性側が専業主婦になる場合は、男性の収入面と女性の家事スキルが重視される傾向にあります。
年齢は基本的に若さを重視しますが、個人によっても大きく変わります。たとえば、40代以降の年齢の人が20代の年齢の相手を希望することは稀です。基本的には男性の方が女性の年齢を気にし、女性の方は男性の年齢をあまり気にしません。
価値観は一致しているかどうかを重視します。価値観にズレがあると、一緒に暮らす中で衝突が増え、お互いにストレスがたまります。そのため、婚活においては「外見の良さ」よりも「中身の相性」が重視されがちなのです。
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