死別した後の再婚のための出会いを探すおすすめ方法とは？

再婚を希望している方の中には、死別によって愛する人を無くした方もいます。

いわゆるバツイチの方とはちょっと事情が違うかもしれませんが、それでも再婚を望む場合は、まず出会いが必要です。

今回は死別によってバツイチになった方も含めて、再婚をテーマにした出会いの方法について考えていきましょう。

死別後に再婚をした人の割合は？

日本人の場合に限った話ですが、死別後に再婚をした人の割合は10％以下だとされています。一般的な再婚率を見ますと、女性の再婚率は生涯を通して45％強で、男性でも40％は超えています。それと比較して死別後の再婚率はかなり低く見えますが、死別を経験する方の年齢が問題になってきます。

先の10%の中には高齢で死別なさった方も統計に入っているために、全体としての再婚率が下がっていることも確かでしょう。つまり年齢によって再婚率が違ってくるのです。若い年齢で死別を経験なさっている場合は、もっと再婚率がアップすると考えられます。

ただし、死別によって独り身になった方が再婚をしにくいという事実は変わりません。死別をすると、相手の良いところが強く記憶に残ることがあります。また、死という強烈な理由で愛する人と別れたことがトラウマになって、別の人を愛せなくなることもあるものです。反対に、死別ではなくトラブルを解決するために離婚をした人は相手に対する愛情や未練が小さいので、比較的に再婚しやすいのもうなずけるでしょう。

死別後の再婚にはタイミングも大事

また、もし再婚したい相手と出会ったとしても、死別の時からどのくらいの時間が経過しているかでも再婚のしやすさが違ってきます。死別して1年もしないうちに結婚するのであれば、さすがに家族や親戚から『節操がない』と非難されてしまうかもしれません。

確かに結婚は当事者同士の問題で、例え家族といえども頭ごなしに反対するのは行き過ぎです。ただし息子や娘にとって、新しいお父さんやお母さんができるのは大問題で、心の準備や互いに知り合う時間も必要になります。

また世間体という社会的コンセンサスも厄介で、周りの人から悪評を買うのも決して望ましいことではありません。できれば円満な形で結婚をしたいと思うことでしょう。また余談ではありますが、女性の場合は民法による100日間の再婚禁止期間がありますのでご注意ください。

では、どのくらいの期間を置くのが一般的なのでしょうか？これも日本の場合に限りますが、やはり死別後2年以上を経てからの結婚が多く見られますし、三回忌や七回忌を目安にして再婚なさる方も少なくありません。あくまでも日本の風習や文化の点から得られる目安ではありますが、全く無視をすると言うのも具合が悪いことでしょう。日本は結婚を縁起で判断する習慣がありますので、円満に再婚をする場合は、こういった点も配慮しておいてください。

死別後に再婚をしたい場合はどこで出会うのが良い？

恋愛は自由で、これだと言う決まりもセオリーもない世界です。それは死別なさった方でも同じで、ある日突然心が動かされる相手に出会うことは十分にあり得ます。ですが、反対に一人ではさびしく辛いという思いを解消したくても、恋愛対象となる相手に出会う場所や機会が非常に少ないのも事実でしょう。

そこで死別の痛みを乗り越えて再婚を求める方々に、人に知られにくい婚活アプリや目立たない形で結婚相談所などを利用するケースが見られます。その理由は離婚経験者や死別経験者の場合、あまり表だって恋活や婚活を行い難い事情があるからです。

日本の場合は特に貞操観念を重んじる傾向が強く、死別した方が意気揚々と婚活をしている姿に共感できないといった見られ方があります。その点で女性の場合は慎みが重要かもしれません。お子さん持ちのシングルマザーが、派手な婚活パーティに参加して、イケイケで男性にアプローチしている姿を見れば、それだけでひいてしまうこともあるでしょう。

ですから、個人でひっそりと進めていける婚活サイト・アプリがおすすめになります。出会い系サイトと違い、婚活サイト・アプリは健全なイメージが強く、例え周囲の方に知られたとしても偏見を買う可能性が低いのです。

死別・離婚から再婚へ役立つ婚活アプリをご紹介

いわゆるバツイチの方が安心して利用できる婚活アプリの基準は、まず再婚者向けの特別なアイテムや特集ページが用意されている事、あるいは優遇プランが提供されているアプリであれば尚良いでしょう。また結婚歴や子供の有無、家族構成などで検索できると便利です。もちろん利用者の多くが婚活目的であることも成功率を高めてくれます。そこでおすすめのアプリが3つあります。

マリッシュ

マリッシュの特徴はコンセプトの種類が豊富で、再婚専用の婚活コンテンツも用意されています。また、プロフィール画面では写真だけでなく動画がアップできるので、より自分の長所をアピールできるのです。

マリッシュでは女性会員は無料、男性はポイント制です。子連れ婚、シングルママ婚などの優遇プランがあります。

ゼクシィ縁結び

ゼクシィ縁結びは結婚情報誌のトップブランド・ゼクシィが主催する婚活アプリです。長年の実績と信頼性が評判で、女性の会員が多いアプリとしても有名です。ここは本当に結婚相手探しを目的としている会員ばかりで、バツイチの方も活動しやすいでしょう。

実際にアプリ利用者の中には子連れの方も多く見られます。本気で再婚をしたいと望んでいる様子がプロフィールからもよく分かるので、冷やかしの参加者が入会しにくい雰囲気を持っています。

ブライダルネット

ブライダルネットは、結婚相談所として上場している大手企業・IBJが提供しているアプリです。ここのメリットは熟練の結婚コンサルタントが万全のサポート体制でバックアップしてくれることでしょう。内気な方でも、自分の希望を叶えるような相手にアプローチができる点が人気です。

また会員登録者には、無料のお試し検索（メッセージ交換から有料）のサービスがあり、どんな方々がエントリーしているか、ちょっとチェックしてみると良いでしょう。

他にもSNS系婚活アプリはたくさんありますし、安全で利用しやすいサービスが増えています。これらは不特定多数の相手から、自分の意思で相手を選びだしてアプローチをする方法を採ります。この自分の好みやフィーリングで自由に交際申し込みができるという所が良いのです。失敗への不安や心の傷を気にせず、気軽なお相手選びを楽しむ事ができます。もちろん、他人にその事を知られるリスクはほとんどありません。例え子供連れの方でも、子供に婚活を知られないで済むでしょう。

こうして良い相手が見つかれば、ゆっくりと時間を掛けて準備をして、タイミングを見計らいながら家族や親戚、知人へと紹介することも可能です。そこで、少しでも条件に合う相手を見つけるためには、複数の婚活アプリやサイトを利用する方が効果的です。多少面倒だったり、気後れをしたりもあるかもしれませんが、根気よく相手探しをすることが成功のポイントになります。