独身者の老後の不安・リスクについて徹底検証!
近年、独身のまま老後を迎える人は増え続けています。
独身のまま老後を迎えると、いくつもの不安やリスクを抱えることになります。
では独身者の老後には、どのような不安・リスクがあるのでしょうか。当記事にて徹底検証したいと思います。
日本の生涯未婚率が上昇中
皆さんもニュース等でよく御存じのことだと思いますが、日本人の未婚率は年々増加しています。
50歳まで一度も結婚経験のない人の人口比率を顕す『生涯未婚率』を確認してみますと、2010年度の国勢調査では男性が20.14%で女性が10.61%とありました、そして次回の2015年度調査では、男性が23.37%と3.23ポイントのアップ、そして女性の方は14.06%と3.45ポイントも急増して、いずれも過去最高の比率に達していました。つまり、今現在で4人に1人の男性が生涯未婚状態で、女性でも7人に1人が結婚経験を持たないということが分かります。
ただし、国立社会保障の人口問題研究所の出生動向基本調査で行われたアンケートによりますと、20代・30代の男女未婚者の90%近くが『できれば結婚したい』という希望を述べているともありました。若い世代の方々は本心として結婚したいのですが、諸事情によって結婚できていないということを示しています。結婚できていない理由のトップが、『適当な相手に出会えていない』『経済的な事情で結婚する余裕がない』とされていて、決して選り好みの結果ではないと分かります。
バツイチ独身者も増えている
生涯未婚者に加えてバツイチ独身の方も急増しています。いわゆるシングルマザーやシングルファーザーがそうです。もちろん子供を持たない離婚経験の独身者も多数います。かつて最も離婚者が多発した時期は2002年で、その1年間になんと27万件もの離婚が成立しています。それ以降毎年20万組の割合で離婚が発生していますから、独身の社会人が年々急増しているということになるでしょう。今や3組に1組が離婚する時代と言われているほどです。
独身生活が老後まで続く不安やリスクについて
超高齢化社会に突入した日本では、老後の生活において大きな不安があります。
男性の場合は65歳で定年を迎えて、その後も70歳まで働くというのが専らのセオリーになっていますが、定年後の就職では収入が極端に減少し、いわゆる下流老人の生活苦が深刻化しています。その上に病気や体機能低下などによって介護の必要も出てくるでしょう。この時に自分を支えてくれる家族がいない場合は、公的な介護サービスを利用してサポートを得なければなりません。もちろん無料ではなく、同時に病院の費用も加算されますから、年金や貯金の心配をしておかなければなりません。ご存知の通り年金破綻の危機が声高に叫ばれる中、安定した収入の確保もままならないのです。
この点では女性もかなり深刻です。高齢になれば収入の良い職を維持することが困難ですし、40代・50代での結婚率は相当に低くなるために、独身として生活していくための準備を早い段階からしておかなければならないでしょう。核家族化が進んだ現在では、両親や実の兄弟姉妹からの援助を受けにくくなっています。またパート・アルバイトで暮らしてきた場合は年金支給額も低くなり、老後の収入が一層不安になってしまうでしょう。
独身男性の老後のリスク
まずは独身男性の具体的に受けるリスクについて説明していきます。
病気になりやすい
『男やもめにウジがわく』などといって、男性生活の問題点は身の周りの世話に無頓着になりがちだということです。特に健康においては女性よりもデメリットがあります。その原因は食習慣と衛生管理でしょう。家で栄養バランスのとれた料理を作ることが苦手だという男性は多く、つい外食やインスタント・レトルト食品、あるいはコンビニ弁当やファーストフードで済ましてしまう傾向にあります。現代の生活習慣病のほとんどがこの食生活が原因ですので、老後の病気発症率が非常に高いのです。
仕事以外はゴロゴロしてしまう
普段忙しく働いている独身男性には、夜や休日はひたすらゴロゴロするか、家の中で趣味やSNSをして過ごすことが多いかもしれません。これは結婚をしている男性でも女性でさえも同じことが言えますが、この生活習慣が睡眠の質を悪化させ、ストレスや疲労が蓄積しがちになります。病気の心配と同時に、高齢者になった時の精神状態や元気の面で不安が出てくるでしょう。やる気が出なかったり、うつ病になったり、悲観的な考え方で人生が辛くなることもあるのです。
趣味や浪費で貯金ができない
妻や子どもがいないので、自分の好き勝手にお金を使うライフスタイルになりがちです。30代・40代は生活に余裕があるでしょうが、高齢になった時にいきなり貧困に襲われるのがこのケースです。自分は中流老人だとタカをくくっていたのに、実は下流老人になってしまったという人が増えています。
独身女性の老後のリスク
続いて女性の場合のリスクについて見ていきましょう。先にも述べましたので、目立った点だけを確認していきます。
老後の収入が低い
正社員として老後まで働く人は別ですが、多くの独身女性は高齢化する中でパート・アルバイトをメインに仕事をする傾向があります。女性の場合は60代・70代でもアルバイトはたくさん見つかりますが、収入はかなり低いために独身生活でも困窮する場面がよく見られます。まして65歳から年金をもらうにしても支給額が低いこともデメリットでしょう。
身寄りの心配が高まる
独身女性の老後では、実家からの援助が受けにくいというデータがあります。男性よりは女性の方が両親と別居しているケースが高く、実家を継ぐことの確率は低くなります。そのために高齢になってから実家に戻ることも難しく、援助すら得られないことも珍しくありません。
こうして男女ともに老後を独身で過ごす厳しさがあります。ですから、早い段階から老後のためにできる準備しておくことが必要となるでしょう。そして何よりも、高齢者の一人生活は精神的なデメリットがあります。愛する人との生活は、例え貧しくとも老いゆく人にとって生きる喜びや愛する幸せを与えてくれます。これは決してドラマの中の『絵に描いた餅』ではなく、本当に生きる力や生き甲斐を実際に与えてくれるのです。
結婚への近道は出会いの機会を増やすことから!
冒頭に若い独身者の90%近くが『結婚をしたい』と述べましたが、やはり独身で老後を迎えるよりは夫婦共に、できれば家族と良い関係を保ちながら協力し合って暮らすことが賢明です。結婚をするには出会いのチャンスを増やすことが最善でしょう。結婚できない理由のトップが『出会いがない』ということですから、その出会いを積極的に作ることが解決策になります。
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こうやって初デートをするまでは、すべてSNS上での恋活・婚活になりますので、時間的・金銭的にほぼ問題が出てこないでしょう。互いをよく知り合ってから初デートをするので、その後の流れもスムーズにいきます。マッチングアプリには無料会員サービスもありますから、まずは大手のマッチングアプリをひとつ試してみると良いでしょう。
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婚活サイトはいろいろ試したけど良い出会いがなかったという方にも利用しやすいサイトです。
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